クラウドファンディングの比較・成功法則まとめ

クラウドファンディングキャンペーンを成功させる8つのポイントとは?

2015年12月19日

はじめに

 

最近では起業の助けを得るために、クラウドファンディングを使う人々の数が増加の一途をたどっています。

 

 

○アメリカ・イギリスのクラウドファンディング事情

 

クラウドファンディングという言葉を目にすると、起業家、技術者、開発者達がアイデアを直接売り込んで実現するビジネスモデルで有名なアメリカの双璧、KickstarterとIndiegogoをまず思い浮かべるでしょう。

 

しかしその一方、イギリスではCrowdcubeやSeedrsが先導者となったシステムを主にクラウドファンディングと呼んでおり、これは起業家が支援者の労働力、技術力と引き換えに10ユーロ(約1300円)前後の株券を与える、クラウドソーシングに近い形になっています。

 

 

○クラウドファンディング発展の影響

 

これまでのビジネスモデルでは、投資をする株主の意思決定が絶対の権力を持っていましたが、クラウドファンディングの登場によってついに革命が起きました。

 

いつでもオンラインでアイデアを直接売り込み、上下関係とは無縁な賛同者の支援を受けられるので、民間投資から借金をする体制が崩れてきているのです。

 

また、このインターネット時代は民主化の動きが大きくなっているため、大衆が自分たち自身で他の人々を動かすクラウドファンディングの発展は至って自然で、これから益々大きくなっていくことは間違いないでしょう。

 

 

○クラウドファンディング成功のために

 

ただし、成功は決して簡単な道のりではありません。

 

途方も無い時間と労力を要し、それをもってしても失敗するプロジェクトや企業の数が大多数です。

 

時代の最先端を行く手法であるため、どのようにしてチャンスを掴むのか、あまり周知されていないということも一つの原因でしょう。

 

そこで、自身のプロジェクト目標額の76%に上る20万ユーロ(約2640万円)を集めたSynapの設立者、ジェームズ・グプタ氏の8つの知恵を紹介します。

 

 

 1.一つのプロジェクトに3~4ヶ月かかる

 

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キャンペーンそのものは大抵スタートから30日間で終了しますが、それよりもそこまでの準備に時間がかかります。

 

ビジネスプラン、業績予想、売り込み資料、プロモーションビデオ、紹介ページ等々、チームがてんてこ舞いになる忙しさだということは、どのサイト(プラットフォーム)を使ったとしても変わりません。

 

プロジェクトの申請→売り込み開始&資本周りの調査→キャンペーン開始→事後処理

 

それぞれに一ヶ月前後の時間を要します。

 

これに加えて、予備知識の欠落などを防ぐために長めの準備期間を取るのが吉です。

 

 

 

 2.オフラインで30%の支援金を集めよう

 

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全体でおよそ半分のプロジェクトが目標に届かず失敗していますが、強固なバックグラウンドを持っていない新事業はこれに輪をかけて残念な結果に終わる率が高くなっています。

 

皮肉なことに、金のあるところに金が集まるという言葉は事実なので、まずは自分のコネクションからお金を集めましょう。

 

それを元に勢いをつけて疾走すれば、追い風があなたの味方となります。

 

 

 

 

 3.自分の足で宣伝しよう

 

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2015年になっても、人はまだ人を相手にビジネスをしています。

 

キャンペーン中に顔を合わせて、疑問に答えたり、個人的な話をしたり、熱意を伝えたりすることは未来の支援者を獲得する上でこれまでと変わらず重要な一手です。

 

直接的な機会にプロジェクトに関われば、コミュニケーションもより気楽にできます。

 

 

 

 4.友達を頼ろう

 

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自分の足を運ぶとなると、友達や家族などの個人的なネットワークがどうしても必要になってきます。

 

邪険に扱われるかもしれませんが、親密な人に自分の夢の手助けを頼んで悪いはずがありません。

 

 

ソーシャルメディアで友達に情報発信する時には、注意が必要です。

 

例えばフェイスブックやツイッターなら、仕事の話をするために使う人はいないので、あくまで友達としての文章を作りましょう。

 

また、頻繁に更新することも忘れてはいけません。

 

タイムラインに毎日浮上し、まだ見つけていない未来の支援者を誘い込みましょう。

 

 

 

 5.ビジネスメールには迅速な返信をしよう

 

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支援者にすぐ返信するのは礼儀的なことだけではなく、その後の成果にも非常に重要です。

 

数分以内の返信なら、その支援者の頭の中はまだビジネスについて考えているので、お互いがその場にいるような円滑なコミュニケーションができるのです。

 

遅れれば遅れるほど、斜め読みからのゴミ箱行きになるおそれが大きくなります。

 

 

 

 6.支援金のグラフは直線にならないことを知ろう

 

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非常に大きなバックグラウンドを持っていたり、有名人が行うキャンペーンでない限り、ほぼ全てのプロジェクトは完全な上り調子ではなく、マラソンのようにスタートダッシュ、緩やかなペース、ラストスパートといった流れで支援金を集めていきます。

 

開始直後はサイトの「最新プロジェクト」欄に表示されるので多くの人の目を引き、その後は他の新しい記事に押されて埋もれ、そして支援するか迷っていた人は終了間際に決断します。

 

なぜなら、夏休みの宿題は最終日にやるのがお約束だからです。

 

 

 

 7.支援者に合わせた対応をしよう

 

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支援者の中には、金銭的・物質的な数字を見て判断する人、プロジェクトチームの成功を見届けたい人、アイデアそのものの将来性に投資する人がいます。

 

どんな人でも満足する完璧な対応は存在しません。

 

大事なのは絶対に譲れない、揺るぎない芯を持ち、そこから相手に合わせた細かい対応に発展させていくことです。

 

紹介ページは基礎的情報を全て記載することに留め、興味を持ってくれた相手とコンタクトを取ってその後の詳細を取り決めましょう。

 

 

 

 8.言葉だけでは支援金増加に繋がらないことを知ろう

 

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キャンペーンが始まれば、人生で最悪の緊張感と最高の高揚感を同時に味わうことになりますが、他の人にとっては然程記憶に残らないことがあります。

 

「明日絶対に支援する」という言葉は、さらなる刺激を受けると簡単に忘れられてしまうので、その場で優しく背中を押すように説得できる交渉術を身に着けましょう。

 

 

 

おわりに

 

クラウドファンディングはこれまでにない刺激的な活動で、将来はこれまでのビジネスモデルを凌いでしまうでしょう。

 

しかし、まだまだ新しい概念であり、幼児がやっと歩き始めた段階です。

 

しっかり計画を立ててプロジェクトを進められるなら、この幼児に走ることを覚えさせるのはあなたの役目かもしれません。

 

 

引用元はこちら。

Eight Tips for Running a Successful Crowdfunding Campaign

 

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