クリエイターたちはどのようにKickstarterを知るのか

はじめに

 

クラウドファンディングやKickstarter、クリエイティビティについて考察するために、フォーラムのメンバーに意見を聞くのは大変楽しいものです。

 

前回の調査では「どうやってKickstarterやクラウドファンディングのことを知りましたか?」と聞いてみました。

 

結果、合計68件もの返信がありました。

 

統計的にはとても小さなサンプル数ですが、チャートにまとめ、結果を共有するべき価値は十分にあると考えました。

 

 

集計結果

1

 

 

調査結果によると、最も多いのは、人気のプロジェクトを見たり聞いたりしてKickstarterやクラウドファンディングを知ったというクリエイターたちです。

 

彼らはそこからこの新しい資金集めのメディア全体に興味を持ち、もっと知って学びたいと思っています。

 

しかし、次に多いのは、友人や同僚から聞いて知ったというクリエイターたちで、その次がニュースです。

 

以下が、集計結果とそのパーセンテージです。

 

1 人気のプロジェクト(27.94%)

 

2 知人や友人(25%)

 

3 ニュース(20.59%)

 

4 ソーシャルネットワーク・サイト(10.29%)

 

5 リサーチ(7.35%)

 

6 学校 (4.41%)

 

7 広告を見た(2.94%)

 

8 TV (1.47%)

 

 

明らかに、多少の重複はあります。

 

例えば、人気のプロジェクトについては、ニュース経由、あるいは友達・同僚経由で聞くということもありえます。

 

その場合、原則として、個々のクリエイターがKickstarterやクラウドファンディングをどのように知ったか説明する文章のキーワードによって分類しました。

 

もし、彼らが注意を引いた特定の人気プロジェクトに言及していたら、人気プロジェクトのカテゴリーに、彼らが特定の広報メディアをあげていたら、ニュースのカテゴリーに落としこみました。

 

 

フォーラムのユーザーからもらった返信

 

ユーザーA:

「僕はPONOプロジェクトがきっかけでKickstarterに興味を持ち始めました 。音楽や音響がとても好きなので、彼らのKickstarterページを訪れ、内容をよく読んだ結果、Kickstarterが独創的なアイデアに対する資金集めをするには、とてもいい方法だと知りました。さらに今年旋風を巻き起こした“the Exploding Kittens” プロジェクトが、ソーシャルメディアでうまくキャンペーンをしているのをみて、Kickstarterはキャンペーン・ページの完成度だけではないということも学びました。人々をキャンペーン・ページに連れてくるには、独創的な手法が必要ですね。」

 

ユーザーB:

「Kickstarterでのプロジェクトを宣伝する広告を目にするうちに、次第に興味を持ち始めました。Facebookで革新的な新商品(Time & Oak Whisky Elements)の広告から、リンクされているサイトに飛んでその機能を知るようになりました。クライアントみんながKickstarterの代わりにその機能を宣伝するので、Kickstarterは自ら宣伝する必要がない。これは非常に上手いやり方です。」

 

ユーザーC:

「去年くらいに“the znaps adapters ”のことを聞いて、グーグルで似たような商品を探したところKickstarterにたどり着きました。たくさんのすばらしいキャンペーンを見て、すっかり夢中になりました。今は自分のプロジェクトを始めるところです。このフォーラムはすばらしい、ここのコミュニティは最高です。」

 

また、Kickstarterのことを初めて聞いたのがどこだったか思い出せないメンバーもいました。またこれは以前に比べ、格段に多くなっています。

 

 

結果について

 

独創的なプロジェクトに対する資金集めの手段として、リサーチからKickstarterを知ったという読者がほとんどいなかったことには、正直かなり驚きました。

 

しかし、よく考えてみればそれも納得できます。

 

Kickstarterが登場する以前は、独創的だったり、技術的だったり、デザイン志向の高いプロジェクトに対する、真にユニークな資金の集め方というものはありませんでした。

 

趣味や事業努力のためには、単に私的に資金を募ったり、借金をしたり、 お金を貯めたりするしかなかったのです。

 

ですから、こういう方法でプロジェクトの資金集めをしている他の起業家たちや創造の仕方があることを、個々に発見して初めて、彼らはその方法に興味を持ち始めます。

 

つまり、クラウドファンディングが新しくクリエイティブなプロジェクトにとって、実行可能な資金調達法だということを広める一番の方法は、その業界の成功例に光を当てることです。

 

 

クラウドファンディングの教育には重きをおいていない

 

また、多くの学校で、ビジネスやクリエイティブ・クラスの生徒に、クラウドファンディングが新たなベンチャーに飛び込むためのひとつの方法であることをちゃんと教えていないことにも、正直言ってがっかりしました。

 

つい最近も、ある読者から彼女の大学(どことは言いませんが、かなりの名門校です)では、映像制作のための資金調達方法として、クラウドファンディングの利用の仕方にはあまり重きをおいていない、というメールをもらいました。

 

彼らは基本的にただキャンペーンをしてみて、何が起こるか見るだけだというのです。

 

生徒たちを教育する最前線では、生徒たちが目標を達成するために取るべき新しい手段について、クラウドファンディングの分野ではもっと多くのことがなされるべきだと思います。

 

 

さいごに

 

この調査が興味深く、役立つものであることを願っています。

 

あなたのキャンペーンがうまくいきますように。

 

 

原文はこちら。

Here’s how most creators find out about Kickstarter

 

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